2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。
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神戸市、全国初の帰宅困難者誘導システム開発 大規模災害に備え
2024/4/18 14:21 -
被災地では「絆」が大切 東日本大震災経験者が能登で感じたこと
2024/4/18 07:00 -
菅前首相、福島第1原発を視察 廃炉作業の見通しなど説明受ける
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避難所外避難者の災害関連死 国「喫緊の課題」 検討会設置し議論
2024/4/15 15:30 -
見落とされてきた「避難所外避難者」支援 発災後「3カ月以内」が鍵
2024/4/15 15:30 -
「前向きな気持ち持って」 離れた被災地へ思い巡らす「かえりびな」
2024/4/15 10:06 -
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つながりを探して 会えなかった父を思う
2024/4/13 16:00 -
野生タラの芽から放射性セシウム、基準値超 北茨城に出荷自粛要請
2024/4/12 18:44
もっと知りたい
連載
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「あの日」に学び「あした」を守る
小中学生の皆さんと一緒に震災と防災について考えます。
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震災12年・首長に聞く
東日本大震災からまもなく12年。被害が大きかった自治体の首長を中心に、復興の進捗や課題などについて考えを聞きました。
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色撮る・震災12年
東日本大震災から12年。さまざまな被災地の彩りをレンズで追います。
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帰るなら除染~復興拠点外の行方~
「帰還の意向があるなら自宅を除染する」という政府の方針。福島県4町の住民の葛藤と課題を探ります。
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次に生かして・震災13年
東日本大震災と東電福島第1原発事故から13年となる今年、能登半島地震が発生。福島の教訓は次の災害に生かせるのでしょうか。
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被災地に音楽を
被災地のために音楽に何ができるのでしょうか。東日本大震災直後から音楽を届けてきた日本フィルハーモニー交響楽団の活動を追いました。
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会いたくて 3.11と私
東日本大震災から13年。5人の記者が会いたい人のもとに行きました。あの日、自らの身に降りかかった出来事を思い出しながら。
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あの街を訪ねて
震災直後に現地で取材した記者たちが、あれから11年がたつ被災地を再訪し、考えました。
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震災と芸術・記憶をつなぐ
震災は作品づくりにどう影響したのか。自らの作品でどう伝えようとしたのか。芸術に携わる人々に聞きました。
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3・11それから
再生へ向け歩み始めた東日本大震災の被災者を記者が継続取材します。各回の続編を随時掲載します。
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砂上の原発防災
原発事故の避難計画は机上の空論になっていないのか、課題を探りました。
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遺された子どもたち
東日本大震災で親を亡くし、遺された子やその家族の「10年」の営みは。記者が訪ねました。
新着記事
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神戸市、全国初の帰宅困難者誘導システム開発 大規模災害に備え
2024/4/18 14:21 946文字神戸市は、地震など大規模災害時に市街地であふれる「帰宅困難者」をスマートフォンで誘導するための支援システムを開発した。現在地や要援護の希望に応じて、受け入れ先のホテルや公共施設を予約できる。市によると、防災・減災に向けて最先端技術を活用するDX(デジタルトランスフォーメーション)化が推進される中、
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被災地では「絆」が大切 東日本大震災経験者が能登で感じたこと
2024/4/18 07:00 1961文字能登半島地震の被災地では東日本大震災の経験者が災害ボランティアとして活動している。岩手県釜石市の伊藤聡さん(44)は石川県輪島市門前町で計2週間、現場で復旧活動に当たるボランティアの調整役を務めた。被災者と支援者、双方を知る立場で感じたことは――。 ◇集約に懸念 伊藤さんは2011年3月の東日本大
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菅前首相、福島第1原発を視察 廃炉作業の見通しなど説明受ける
2024/4/15 18:53 445文字菅義偉前首相は15日、福島県の東京電力福島第1原発を訪れ、処理水の海洋放出設備や、廃炉作業が進む原子炉建屋を視察した。菅氏は視察後、記者団に「安全確保の努力に終わりはない。政府・東電一体となって丁寧な情報発信や安全の徹底に緊張感を持つべきだ」と述べた。 菅氏は2021年の首相在任時に処理水の海洋放
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避難所外避難者の災害関連死 国「喫緊の課題」 検討会設置し議論
2024/4/15 15:30 1443文字災害による直接死を免れながら避難生活のなかで命を落とす災害関連死。ケアが行き届きにくい避難所以外の場所にいる「避難所外避難者」が亡くなる事例が多く報告され、支援の拡充が求められている。だが、毎日新聞が実施した、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震の被災自治体を対象とした調査からは、対応が進まない現
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見落とされてきた「避難所外避難者」支援 発災後「3カ月以内」が鍵
2024/4/15 15:30 1362文字災害による直接死を免れながら避難生活のなかで命を落とす災害関連死。ケアが行き届きにくい避難所以外の場所にいる「避難所外避難者」が亡くなる事例が多く報告され、支援の拡充が求められている。だが、毎日新聞が実施した、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震の被災自治体を対象とした調査からは、対応が進まない現
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「前向きな気持ち持って」 離れた被災地へ思い巡らす「かえりびな」
2024/4/15 10:06 1283文字約1300個もの色とりどりのひな人形がずらりと並んでいる。西村悌子(ていこ)さん(80)が展示する「かえりびな」だ。ギャラリーを満たすのは阪神大震災や東日本大震災などの被災地に向けられた西村さんの慈しみだ。生まれ育った滋賀県守山市からは離れているが、西村さんは寄り添うように悲しみが刻まれた地を思い
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つながりを探して 会えなかった父を思う
2024/4/13 16:00 989文字東日本大震災後にできた防潮堤の上から早朝の海を見つめ、祖父の船の帰りを待っていた。 宮城県南三陸町で生まれ育った及川真乃愛(まのあ)さん(12)にとって、ワカメの収穫が始まる春先は楽しみな季節だ。小学2、3年生のころから、週末は漁港のそばに親戚と集まり、メカブの茎取りを手伝うのが恒例になっている。
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野生タラの芽から放射性セシウム、基準値超 北茨城に出荷自粛要請
2024/4/12 18:44 369文字茨城県は12日、北茨城市内で採れた野生のタラの芽から食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出され、同市に出荷自粛を要請したと発表した。県内で野生のタラの芽から基準値を超える放射性セシウムが検出されたのは、2019年に出荷自粛要請を解除した笠間市以来、2自治体目と
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原発事故訴訟 国賠償責任否定の判決が確定 最高裁
2024/4/11 20:25 227文字東京電力福島第1原発事故で精神的苦痛を受けたなどとして、福島県いわき市の住民らが国と東電に損害賠償を求めた集団訴訟で、最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は住民側の上告を退ける決定をした。国の賠償責任を否定した2審・仙台高裁判決が確定した。10日付。 最高裁は2022年、先行する同種訴訟で国の責任を否
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伝統の登り窯、14年ぶりに火 避難先から集い焼き上げ 福島・浪江
2024/4/11 18:02 1339文字東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域だった福島県浪江町大堀の国指定伝統的工芸品「大堀相馬焼」の物産会館「陶芸の杜(もり)おおぼり」で11日、約14年ぶりに伝統の登り窯に火が入った。ばらばらの避難先で作陶を続ける窯元の職人らが集まり、県内の小学生や町民らの作品約800点を3日間かけて焼き上げる
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宮城・女川に来て 語り部を発掘、一段上の体験をコーディネート
2024/4/11 05:30 1217文字宮城県女川町の観光協会で事務局次長を務める阿部真紀子さん(53)は、被災地の話を聞きたい来訪者の要望をくみ取り、希望にふさわしい人物を紹介するコーディネーターだ。「被災した過去を学ぶだけではなく、女川に今いる人たちとも関わってほしい」。そんな思いで、地域の復興に貢献してきた。 今年3月、東京の医学
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受け継がれる1000通の手紙 「漂流ポスト」10年、管理人が引退
2024/4/9 10:00 1482文字東日本大震災で亡くなった人へ宛てた手紙を預かる「漂流ポスト」の管理人、赤川勇治さん(74)=岩手県陸前高田市=が「引退」する。2014年から自営のカフェ(現在は閉店)の庭にポストを置き、大切な家族や友人を失った人たちからの手紙を受け付けてきた。これまで届いた手紙は1000通余り。年齢などを理由に、
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夜の森の桜まつり始まる 14年ぶり震災前と同会場 福島・富岡
2024/4/6 19:40 382文字東北屈指の桜の名所・福島県富岡町夜の森地区で6日、桜まつりが始まった。同地区などが指定された特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示が解除されて今月1日で1年が経過。14年ぶりに東日本大震災前と同じ夜の森公園がメイン会場となり、多くの花見客が詰めかけた。7日まで。 夜の森の桜は1900年に地区の
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震災乗り越え40年、三陸鉄道が記念列車 「あまちゃん」にも登場
2024/4/1 17:39動画あり 500文字全国初の第三セクター鉄道で、東日本大震災で被災した岩手県の「三陸鉄道」(163キロ)が1日、開業40周年を迎えた。ヘッドマーク付きの記念列車が運行され、沿線の各駅では住民らが大漁旗を振ったり、記念品を配ったりしてお祝いムードを盛り上げた。 宮古市の本社そばの宮古駅では、記念列車の発着に合わせて「ご
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福島・南相馬市、震災関連死の認定基準を公表 県内自治体で初
2024/3/29 11:59 1014文字東日本大震災と東京電力福島第1原発事故による震災関連死の認定を受けた人が福島県内最多の521人に上る福島県南相馬市は今年1月、審査会の認定基準を公表した。震災関連死の基準を公表するのは県内の自治体で初めて。関連死の認定基準を巡っては自治体間のばらつきが指摘されており、他の市町村が続くか注目される。
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仙台育英の野球部、被災地2校と合同練習 部員・監督の自宅に宿泊
2024/3/28 16:16 327文字能登半島地震で被災した高校球児を激励するため、仙台育英高校野球部は石川県の2校の野球部員を宮城県多賀城市の同校に招き、練習試合などを通じて交流を図っている。 招待を受けたのは、輪島高(輪島市)と飯田高(珠洲市)の野球部員。両校とも地震でグラウンドに亀裂が入るなど被害を受け、練習の制約は今も続く。2
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能登の「創造的復興」に向けて 都市計画のプロに聞く3.11の教訓
2024/3/28 05:45 1794文字能登半島地震の被災地では地域をどう復興させるのか、検討が始まっている。都市計画が専門の森本章倫・早稲田大教授に、2011年に発生した東日本大震災から得た教訓や能登の被災地でのまちづくりについて聞いた。 ――東日本大震災の復興過程で感じた課題は。 ◆持続可能なまちの規模をどう確保するのか、行政は難し
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イギリス王室特別区、福島県本宮市と友好協定「友情を歴史に刻む」
2024/3/27 23:40 662文字英ロンドンのケンジントン・チェルシー王室特別区は4月4日、2011年の東日本大震災の復興支援を通じ交流を育んできた福島県本宮市と友好協定を結ぶ。署名のため同市を訪れるプリーティー・ハッド区長は27日までに共同通信に「協定は真の友情を歴史に刻み、後世に伝えていくものになる」と語り、絆がより強まること
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大川小で命をつないだ青年、故郷で照らす「おかえり」の光
2024/3/27 11:26動画あり 2281文字北上川を伝って風が強く吹き付ける2月半ば。宮城県石巻市の只野哲也さん(24)は、東日本大震災の遺構・大川小学校を訪れた聖学院大(埼玉県)の学生たちをある場所へと案内した。被災校舎と川に挟まれたその土地はただの空き地にも見える。かつて、ここに建ち並んだ住宅は津波で流された。今も「災害危険区域」に指定
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福島第1原発事故からの復興発信 「ふたばいんふぉ」30日閉館
2024/3/27 05:00 1319文字東京電力福島第1原発事故で被災した福島県双葉郡8町村の復興への歩みや現状を発信してきた民間施設「ふたばいんふぉ」(富岡町)が3月30日に閉館する。来館者数が新型コロナウイルスの感染拡大を機に減った一方、近隣では公営の伝承施設の整備が進み、一定の役割を終えた。資料の一部は公営施設への寄贈を検討してお
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