皇族の減少を心配して「女性宮家をつくることを考えよう」という意見が強まっている。天皇の位を継げる人は、天皇陛下の次の世代なら皇太子さまと秋篠宮さまがいるが、孫の世代となると秋篠宮家の悠仁さまだけ。今の法律では女性皇族は結婚すると民間人になるため、このままだと皇族の数は少なくなる一方だ。
皇室は、天皇陛下とその家族・親族にあたる皇族22人から成る。そのうち8人が結婚していない女性で、うち6人は20歳以上になっている。
法律によって天皇の位には男系男子しかつけない。だから、宮家も男系男子の結婚や独立に限ってつくられてきた。女性皇族は皇族以外の男性と結婚すれば民間の人になる決まりだ。
ところが、天皇陛下の孫世代で皇位を継げるのは秋篠宮家の悠仁さま(5)ただひとりだ。このままでは将来、天皇になれる人がいなくなる。その心配から、女性皇族たちに結婚後もとどまってもらい、皇族の数をある程度確保しようという案が浮かび上がってきた。
■男系男子……父が天皇であるか男性天皇の血筋を引いた男子。天皇家は男系による「万世一系」(同じ系統の一家が続くこと)で125代続き、かつては女性天皇もいたが男系に限られた。母方が天皇の血を引く場合は「女系」というが、女系で天皇になった人はいない。
ニュースがわかる 2012年2月号
2012年1月20日
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