民主党:温情?「輿石人事」に野党批判…政権の弱点にも

2012年1月25日 22時24分 更新:1月25日 22時57分

民主党の輿石東幹事長=藤井太郎撮影
民主党の輿石東幹事長=藤井太郎撮影

 民主党は25日の両院議員総会で、参院幹事長に一川保夫前防衛相、副代表に山岡賢次前国家公安委員長を充てる党役員人事を報告した。両者とも昨年の臨時国会で問責決議を可決され、13日の内閣改造で交代したばかり。更迭色を薄めることで、「傷を付けない」よう輿石東幹事長が配慮した。だが、党内融和を最優先する人事を野党側は批判しており、野田政権の弱点になりつつある。

 詐欺罪で有罪判決を受けた男性を秘書官にしていた平岡秀夫前法相は党総務委員長に、脱税で有罪判決を受けた会社の元社長から献金を受けていた蓮舫前行政刷新担当相も行政改革調査会会長代行に就任した。参院のベテラン議員は「輿石人事は年功序列と温情で説明できる」と話す。ところが、輿石氏の意向が強く反映される「参院枠」で起用された閣僚は、一川氏、田中直紀防衛相といずれも問題続き。内向きの論理で党内が収まったとしても、世論や野党には通じない。自民党の石原伸晃幹事長は「人材がいない証左だ」と批判した。【須藤孝】

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