佐賀県武雄市は27日、市の全職員390人を3月末までにフェイスブックに登録させ、個人レベルでも市政情報の発信や共有を進める、と発表した。市は昨年8月、市のホームページをフェイスブックに移行させたところ、閲覧数がそれまでの月5万件から同330万件に急増。これを受けて、101人の職員が登録しているフェイスブックに全職員が登録することにした。
フェイスブックは実名を使ってインターネット上で交流するサービスで、個人間でメッセージを送ったり、行事の連絡を通知したりできる。
樋渡啓祐市長は記者会見で、登録のメリットを「メールに比べて情報の共有が迅速にできるし、情報交換の機会も増える。議論の活性化につながり、コミュニケーションの大きな道具として利用してほしい」と語った。
フェイスブック上に部署ごとのグループを開設し、職員のスケジュール管理や会議室の予約などを行う。緊急時の連絡にも活用し、育児休暇中の職員が庁内の連絡事項をスマートフォンや携帯電話で見られるようになる。
市によると、登録の際に名前と所属部課は明記させるが、それ以外の個人情報や写真などの登録は任意にするという。
市企画課の37歳の男性職員は「仕事だけでなく、生活や趣味の情報交換などにも役立てたい」と話した。
フェイスブックは個人だけでなく企業も自社のページで顧客にメッセージを届けるなど、世界中で8億人以上の利用者がいるという。【上入来尚】
2012年1月28日
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