28日午前10時半ごろ、福岡市東区和白4の駐車場で、犬を散歩させていた女性(52)に、男が刃物を突きつけ、犬を奪うなどして逃走した。女性にけがはなかった。複数の目撃者から「すごいことが起きた。すぐ来てほしい」などと110番があり発覚。福岡・東署は同日夜、同区香住ケ丘2、無職、實渕晴士容疑者(59)を強盗容疑で逮捕した。
同署によると、實渕容疑者は女性に包丁のような物を突きつけ「何もしきらんと思うなよ」などと大声で脅し、犬がつながれたリードを切断。そのまま犬を小脇に抱え、現場に乗りつけた軽トラックに連れ去った。軽トラックで現場から逃走する直前、逃げようとした女性を約70メートル走って追いかけ、女性がうずくまると額を足蹴(あしげ)にし、携帯電話などが入った手提げバッグも奪った。
實渕容疑者は女性と過去に内縁関係にあったといい、「確かに連れ去ったが、犬は元々自分のものだった。だから、強盗ではない」などと容疑を否認している。奪われた犬は小型プードル(茶色)のオス。被害額は、犬、携帯電話、手提げバッグで計約9万円相当という。【鈴木美穂】
毎日新聞 2012年1月28日 20時54分(最終更新 1月29日 0時43分)
岩手県・宮城県に残る災害廃棄物の現状とそこで暮らす人々のいまを伝える写真展を開催中。