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陸自車両:観光バスと衝突 男性添乗員死亡 熊本

 28日午前8時35分ごろ、熊本県八代市坂本町の九州自動車道の上り線、生名子(おいなご)トンネル内で、宮崎県小林市、※野(ひばりの)和彦2等陸曹(44)運転の陸上自衛隊車両(ほろつき大型トラック)と、鹿児島県日置市、運転手、稲田隆廣さん(64)運転の中型観光バス(乗客乗員43人)が衝突。バスの添乗員の福岡市東区奈多、今林健二さん(39)が搬送先の病院で死亡したほか、バスの乗客2人が重傷、9人が軽傷を負った。今林さんは乗降口付近にいてバス内に足などをはさまれた。

 熊本県警高速道路交通警察隊によると、自衛隊のトラックが走行車線から追い越し車線に進路を変更した際、トラック右後部が、追い越し車線を直進中のバス左前部と衝突した。「前方に毛布が落ちていたので車線変更した」と話しているという。県警は自動車運転過失致死傷容疑で、※野2曹から事情を聴いている。

 バスは鹿児島県いちき串木野市の「山光交通」が運行。同県内の安売りチェーンの顧客を対象にした招待旅行ツアーを福岡市の旅行会社が企画し、運転手付きでバスを用意した。28日午前6時半ごろ、いちき串木野市を出発し、佐賀県の祐徳稲荷神社、嬉野温泉、長崎県大村市などを巡り、午後10時に戻る予定だった。

 自衛隊車両には運転者と幹部自衛官の2人が乗っており、第24普通科連隊の所属。宮崎県えびの駐屯地から熊本市の健軍駐屯地へ演習に使う資材などを運ぶ途中だった。

 同連隊長の仲司・1等陸佐は「自衛隊車両が関係する重大事故が発生し、亡くなられた方に心から哀悼の意を表するとともに、負傷された皆様方には心からお見舞い申し上げます。今後は警察の捜査に全面的に協力していきます」とコメントした。

 ※は龠の右側に鳥

毎日新聞 2012年1月28日 13時38分(最終更新 1月28日 19時05分)

 

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