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東電値上げ:大株主の東京都が異議 経営合理化が不十分

東京電力本店ビル(中央)=東京都千代田区内幸町を汐留シティセンターから臨む2011年8月24日、根岸基弘撮影
東京電力本店ビル(中央)=東京都千代田区内幸町を汐留シティセンターから臨む2011年8月24日、根岸基弘撮影

 東京電力が4月から企業向け電気料金を平均で約17%値上げすると発表したことで、大株主である東京都は26日、東電、原子力損害賠償支援機構、経済産業相の3者に対し、さらなる経営合理化などを求める緊急要望書を出した。

 要望書は「値上げの根拠である燃料費などの負担増分6800億円の詳細や賠償スキームと合わせた経営合理化の具体的内容が示されていない」と指摘。「都は大口需要家、都市経営に責任を持つ行政主体、主要株主としてあらゆる機会を捉えて行動していく」としている。

 猪瀬直樹副知事は報道陣に「東電は経営合理化で来年度1934億円を削減すると言うが、家賃が高い子会社事務所の移転や、自社ビルの売却だけでも約100億円捻出できる。値上げにハイハイ応じるわけにはいかない」と話した。【柳澤一男】

毎日新聞 2012年1月26日 21時56分(最終更新 1月26日 23時53分)

 

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