Google には時折、その先見の明のなさで驚かされることがある。同社は28日、新しいソーシャル ネットワーク サービス『Google+』を発表したが、著者のレビューは期待しないでほしい。というのも、Google が仲間に入れてくれないからだ。
Google+ は名前こそプラスだが、著者にとってはマイナスだ。長年インターネットに携わってきた Google なら、人々がオンライン サービスを利用する理由をきちんと理解していてもいいはずだ。それはまさしく、『Facebook』が成功して『Orkut』が残念な状況にある理由にほかならない。
Facebook は登録に制限を設けず、長年その方針を維持している。一方、Google にとって最初のソーシャル ネットワーク展開だった Orkut は、招待された人のみが参加できるものだった。その結果 Orkut は今どうなっているのか、ご存じの通りだ。
Google+ も同様の過ちを犯しつつある。Google+ は大いに話題を振りまいた。つまり英語で言えば『Buzz』だ (Buzz といえば、これも Google の失敗したソーシャル プロジェクトだ)。しかし著者は試してみることができない。それはなぜか? Google+ を利用できるのは、コンピューター業界の身内のエリート少数のみに限られていて、Facebook を利用するような不特定多数のユーザーではないからだ。
Google はなぜ、象牙の塔に閉じこもろうとしているのか? いったいなぜ、これほど大々的に発表しておきながら、一般大衆を排除するのか?
公正を期すために言えば、Google にしてみると万人に開放した Google Buzz 立ち上げの際に、多くのトラブルに見舞われた経験がある。しかしだからといって、今回の Google+ で正反対の方向に走り、招待制を採る必要はない。
たしかに『Gmail』は長らく招待制だった。だが思い出してほしい。当時はまだ、Gmail と同程度の容量を提供する Eメールサービスが存在していなかった。一方 Google+ の場合、すでに Facebook が存在しており、Gmail の時とは話が異なる。
※7月1日追記(japan.internet.com 編集部):関連記事「Google、新ソーシャル サービス群『Google+』を発表」でお伝えしたとおり、Google は Google+ を「招待制の試験サービスとして運営中」です。製品として正式リリースする前の段階にあり、現在フィールド トライアルを実施しています。すでに Google+ を試用しているユーザーから招待を受ければ、このトライアル サービスを利用できる可能性があります。
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