10月28日掲載「ネット強制導入で脱・下請け目指した経営者の20年」で紹介した「京都試作ネット」は、2001年7月に京都の機械金属関係の中小企業10社が合同で設立した。インターネット上に共同受注のホームページを設けて事業を行う取り組みは各地にあり、そう珍しいことではないが、実際に機能している事例は少ない。
京都試作ネットが注目されたのは、一つには試作加工に特化したこと、二つには2時間以内に返答する「クイックレスポンス」を前面に打ち出したことである。現在、月100件ほどの問い合わせを受けるようになった。
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