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ビヨンド・ザ・ブレイク:本仮屋、クリスティーナ、藤井悠、千葉アリサ、声優体験を語る

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(左から)千葉アリサさん、本仮屋ユイカさん、クリスティーナさん、藤井悠さん。ドラマの舞台はハワイ。ということで、この日みなさんが身に着けていたのは“ロコ・ファッション”を意識した衣装
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 06年に米国のケーブルTVで放送が開始されるや若者の間でブレークした青春ドラマ「ビヨンド・ザ・ブレイク」。ハワイのオアフ島を舞台に、プロ・サーファーチームに所属する4人の女の子が、さまざまな困難を乗り越えながら人間として、プロサーファーとして成長していく姿を描いた青春ドラマだ。日本では、すでに字幕版が1月からCSテレ朝チャンネルで放送されているが、ファンの要望に応えて、地上波でも4月13日から放送が始まった。地上波は日本語吹き替え版による放送で、その声を女優の本仮屋ユイカさん(レイシー)やモデルのクリスティーナさん(ドーン)、藤井悠さん(バーディ)、千葉アリサさん(カイ)というフレッシュな4人の若手スターが担当した。放送直前に、声優に初挑戦の彼女たちが、ドラマの見どころやアフレコ初体験の感想などをたっぷり語ってくれた。(文・りんたいこ/写真・細田尚子)

◇「ブラ取ってくれる?」に死ぬかと思った

--まず、それぞれが演じるキャラクターを簡単に説明してください。

本仮屋ユイカ:私が演じるレイシーは、ちょっと不良っぽい、破天荒な女の子なんです。でも、サーフィンに対する情熱は人一倍強くて、行動力もあって、とにかくパワフルでカッコいい女の子です。

クリスティーナ:ドーンは、全身から“私かわいいでしょ”オーラを放っているお姫様タイプの女の子で、実はお金持ちのお嬢様なんですが、それを隠すためにクールを装っているんです。だけど本当は広くて温かい心の持ち主なんです。

藤井悠:バーディは恋愛に対して純粋な子で、何事に対してもとても一生懸命。私には、見習いたいところをたくさん持っている女の子ですね。

千葉アリサ:カイは、自分に自信がないせいか、人より一歩引いてしまったり、悩みごとをためてしまうタイプなんですが、でも、すごく素敵な女の子です。

--4人4様のキャラクターのようですね。みなさん、声優は初体験ですが、やってみていかがでした?

全員:大変でした!

本仮屋:本番の収録前に、声優に初めて挑戦する人だけを集めての練習する会があったんです。そのときは焦ってしまって、アフレコの仕組みを知ることでいっぱいいっぱいでした。自分の第一声が映像と合っていないことにも、がく然としました。

クリスティーナ:私は第一声が「ブラ(ジャー)を取ってくれる?」だったんですが、死ぬかと思いました(笑い)。だって、いきなり(映像の中で)裸でそう言うんだもの。その後に、「ありがとう、シュー」って言葉が続くんですが、その「ありがとう」が言えなくて、100回くらい練習しました(注:シューは4人のコーチ、ジャスティンの片腕でチームを支えているスタッフ。ドーンにお熱の男性)。

◇芝居に対する瞬発力がつきました

--収録のとき、4人はいつもどんな感じなの?

千葉:残念ながら、スケジュールが合わなくて4人一緒に収録というのはないんです。だから、他の人が先に撮り終えた分を聞きながら収録することが多かったですね。相手がいない分、もちろん掛け合いは難しかったですけど、それ以前に、自分のキャラクターを作ることのほうが大変でした。

藤井:(うなずきながら)本当、自分のことで精一杯で、いろんな方にご迷惑をおかけしました。

--今回の仕事をやって、自分自身に影響を受けたことや変化したことは?

千葉:自分が実はけっこう頑張りのきく人間だということがわかりました。作品をつぶしちゃいけないというプレッシャーの中で、できることをやるしかないわけですが、家でセリフの練習は十分したつもりでも、いざ現場に行くとイメージ通りにできなかったりするんです。でも、むしろそうしたことが、物事に夢中で取り組むという姿勢を思い出させてくれました。

本仮屋:私が演じるレイシーはけっこうやんちゃな性格で、人を殴ったり悪態をついたりするんです。だから収録日の翌日などは役を引きずってしまって、感じが悪いというか、レイシーのキャラクターになったまま、ということはけっこうありました。車のドアを閉めるときも「ちぇっ!」みたいな(笑い)。

クリスティーナ:ドーンはすごくセクシーな女の子だと、さんざん周囲の人たちから言われて、最初は自分にはできないと思ってました。それでも、家でセクシーな声を出す練習を何度もやって、最後は「けっこうセクシーだよ」と(周囲に)言われたときは、自分にもセクシーな役ができるんだ、とうれしかったです。

藤井:私の場合、演技の経験がそれほどないので、演技に対する姿勢が変わったことが一番大きいですね。

本仮屋:あっ、もう一つ思い出しました。今回のお仕事をやらせていただいて、お芝居に対する瞬発力がつきました。普通のドラマだと、泣くシーン、笑うシーン、ケンカするシーンと感情の違いに応じて撮るシーンが分かれているんですが、今回のアフレコは、ほとんど放送の時間の流れと同じように撮っているので、たとえば、朝の場面で「おはよう」と言ったら、そのまま続けて学校に行くシーンも撮るし、帰ってきてケンカをするシーンも撮る。それによって、感情の起伏を瞬間的に表せるようになったというのは、女優として、とても大きな収穫でした。

◇きちんとした男性に好かれるバーディがうらやましい

--4人の中で一番好きなキャラクターは誰?

千葉:4人はみんな個性的で、誰もが持っている部分をそれぞれ持っているんです。だから誰か1人に決めることはできないけど、女性として憧れるのはドーン。でも、素の自分はバーディに近いと思う。

本仮屋:私はやっぱり、自分が演じるレイシーがいちばん好きです。ずっと見ているし、(収録した時は)その瞬間を彼女として生活して、言葉を発しているので。ドーンはかわいいとか、バーディはかわいそうとか思っても、やっぱり一番愛情を持っているのはレイシーですね。

クリスティーナ:私は、ドーンはすごく面白いと思うけど、素の自分とは全然違うから……。私、あんなにセクシーじゃないし。私が好きなのはバーディ。でも、いちばん自分に近いのはカイかなあ。

藤井:私もやっぱり女性としての憧れはドーンなんですけど、意外と私は地味な人間で(笑い)、これまで真面目に生活してきたつもりなので、そう考えると、バーディは自分に合っていると思います。彼女の一途に頑張るところに共感をおぼえます。

--男の子に人気があるのはドーンだよね?

クリスティーナ:私も男の人だったらドーンを選んじゃう。

藤井:でも、(自分が演じた)バーディは案外きちんとした男の人に好かれるよね。そこはうらやましいなあ。ちゃんと生きていればいいことはあるんだな、ということを証明しているように思う。

クリスティーナ:レイシーもモテるよね。

本仮屋:でも、好きになった人はけっこう悲しいことになることが多いから、見る目がないというか。

千葉:というか、同じにおいをする人に安心を求めるタイプなんじゃない?(笑い)

◇「結婚するならジャスティン、恋愛ならベイリー」

--ドラマには、コーチのジャスティン、その片腕のシュー、チームのメンバーでリハビリ中のベイリーが出てくるけど、彼らの中でお気に入りは誰?

本仮屋&藤井&千葉:ジャスティン!

クリスィティーナ:えっ、みんなジャスティンなの?

千葉:でも、ベイリーは最初はいい加減なプレイボーイを気取っているけど、のちのちよさが出てくるでしょ。そうなってからの彼となら恋愛したいと思う。

藤井:私はジャスティンだなあ。私自身、この中では年齢がいちばん上なので、落ち着きを求めるというか……(笑い)。もう少し若ければ、確かにベイリーがいいと思うんでしょうけど。

千葉:結婚するならジャスティン、恋愛ならベイリー、みたいな感じかなあ。

藤井:そうそう。

クリスティーナ:私はシュー。シューってかわいいと思わない? 彼はすごくピュア。あと、けっこうイイ身体してるよ(笑い)。

--ジャスティンは35歳でしょ。みなさんにとってはオジさんに見えるんじゃないかと思ってました。

藤井:大人の魅力を感じますよ。

千葉:ジャスティンのラブシーンはまともに見れなかった。カッコよすぎて(笑い)。

クリスティーナ:ラブシーンを演じるのは恥ずかしいよね。

千葉:演じていて一番恥ずかしかったのはキスシーンですね(手の甲に唇を付けて実演してみせながら)。

◇「声優としての私たちの成長にも注目して欲しい」

―キスシーン以外に大変だったのはどんなシーン?

藤井:私は泣くシーンだなあ。

千葉:私は感情的なシーン。

クリスティーナ:酔っ払うシーンが難しかった。酔っていないのに酔った振りをするのは難しい。

本仮屋:私は、むしろ感情を出すほうがやりやすかったな。あと、バーディとケンカをするというシーンが出てくるんですけど、それは、カメラの中のウェブカメラの画像だったから画質は悪いし、声もどっちの声だかわからなくて、当てるのにすごく苦労しました。

藤井:ウェブカメラの画像だからグチャグチャだったしね。サラダの投げ合いとか、スパゲティをこぼしたりとか雑音も混じっていて、元のドラマでも何を言っているのかわからない。なんとか音を聞き取って自分たちでアドリブ入れながらやったという感じですね。

千葉:でも、私たち、最初は他の人とからめないぐらい大変だったけど、最終的には皆でかけあいができるようになるまでに成長したよね。

--では、その“成長の証”が13日から地上波で放送されているわけですが、改めてドラマの見どころを教えてください。

本仮屋:すごくアクティブで、パワフルで、魅力的なドラマです。また、ハワイが舞台なので海外のリゾートの雰囲気を味わっていただけると思います。それから、シーズン1、2と進むにつれて私たち4人のキャラクターが、最初とはまた違う部分がどんどん出てくるので、そういうところも楽しんでいただけると思います。みなさんぜひ、毎回見てください。

クリスティーナ:ハワイでの最高のサーフ・シーンをぜひ見てほしいです。4人は、時にはケンカをしたり、恋愛沙汰とかいろいろあったりするんですけど、最終的にはとても仲のよいチームのお話なので、その部分に注目していただけたらと思います。

藤井:海外ドラマを日本語吹き替え版で見るときは、みなさん、何気なく見ていると思います。実際私もそうでした。でも今回のお仕事をさせていただいて、改めて他の作品を見たときに、この声優さんうまいなあとか、こういうしゃべり方をすればいいんだとか、話し方にすごく注意が向くようになりました。ですから皆さんにも、私たちが一生懸命やっている声をまずは聞いていただきたいですね。

千葉:映像的には、迫力のサーフィン・シーンがふんだんに盛り込まれていて、見ていて気持ちがいいです。同時にストーリーも、4人が恋愛や友情やいろんなことに悩みながらテンポよく進んでいくので、目が話せないと思います。彼女たちが人間として成長しているのと合わせて、私たちの声優としての成長にも注目してくだされば、さらに楽しんでいただけるのではないかと思います。

*……「ビヨンド・ザ・ブレイク」は、4月13日午前1時25分からテレビ朝日(一部地域を除く)で放送開始。また6月4日には、「シーズン1」全10話のDVD BOX(5枚組、1万290円)がリリースされる。ストーリーはもちろん、レイシー、ドーン、バーディ、カイのファッションやサーフィン技術をじっくり見てみたいという方には、こちがオススメ。

<本仮屋ユイカさんのプロフィル>
87年、東京都出身。朝の連続ドラマ小説「ファイト」(NHK)、「薔薇のない花屋」(フジテレビ)、映画「Dear Friends ディア フレンズ」などに出演。映画「相棒―劇場版―」の公開を5月に控える。

<クリスティーナさんのプロフィル>
85年、アメリカ出身。「JJ」「sweet」などの雑誌でモデルとして活躍中。06年には森田健作さん出演・企画・原案・製作総指揮の映画「I am 日本人」で主役を務めた。

<藤井悠さんのプロフィル>
80年、東京都出身。雑誌「Fine」「CanCam」の専属モデルを経て、ラジオやテレビで活躍中。

<千葉アリサさんのプロフィル>
82年、兵庫県出身。「non-no」「MORE」などの雑誌や、ファッションショーなどで幅広く活躍中。

◇シーズン1 DVD-BOX(5枚組)6月4日発売/定価1万290円(税込み)/発売・販売元:SDP

 2008年4月17日

 

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