メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

FBI

「トランプ陣営、昨7月から捜査」露サイバー攻撃

 【ワシントン朴鐘珠】昨年の米大統領選にロシアがサイバー攻撃で介入したとされる問題で、米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は20日に開かれた下院情報特別委員会の公聴会で、ロシア政府とトランプ米大統領の陣営が協力した可能性を昨年7月から捜査していると明らかにした。

     トランプ氏のライバルのクリントン陣営の電子メールが内部告発サイト「ウィキリークス」に暴露された時期と重なり、FBIが早い段階から、トランプ陣営とロシア政府とのつながりを疑っていたことが示された。

     機密情報に関する捜査の進展状況をFBIが公にするのは極めて異例で、コミー氏は「一般国民の関心が高い特異な状況であるため」と説明。捜査の詳細に関しては、現在も捜査中であることを理由に証言を拒んだ。捜査終結のめどについても「非常に複雑な作業のため、全く見通しが立たない」と述べた。

     スパイサー大統領報道官は20日の定例会見で、「捜査をすることと(実際に犯罪の)証拠を見つけることは別の話だ」と反論した。

     オバマ前政権は昨年末、ロシア外交官35人の国外追放などの制裁措置をとり、今年1月6日には、クリントン陣営を狙ったサイバー攻撃はプーチン露大統領の指示だったとする報告書を発表した。

     コミー氏は公聴会で、大統領選中にオバマ前政権から盗聴されたとするトランプ氏の主張について「肯定する情報を持っていない」とも証言。公聴会には国家安全保障局(NSA)のロジャース局長も出席し、両氏はFBI、NSA、司法省がいずれも盗聴の証拠を確認できないと認めた。トランプ氏による今月4日のツイッターへの投稿で浮上した盗聴疑惑に関し、FBIとNSAが公式に見解を示したのは初めて。

     主張の根拠のなさが露呈したトランプ氏は、大統領選を巡るFBI捜査も含め、苦しい立場に立たされた格好だ。上下両院の情報特別委員会はロシアによるサイバー攻撃を究明する傍ら、トランプ氏の盗聴疑惑についても調査してきた。

    関連記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 生活保護費 母子加算削減に怒り悲鳴「負の連鎖招く」
    2. 韓国 人気アイドルが自殺か SHINeeメンバー
    3. 福井・あわら市長 「キス相手」を告訴へ 恐喝未遂容疑で
    4. フィギュア 羽生結弦が全日本選手権を欠場 連盟が発表
    5. 児童手当 所得制限、世帯合算へ変更検討へ

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]