家庭の経済状況などで塾に通えない成績上位の中学生に学習支援をしようと、足立区は4月から、定期講座「足立はばたき塾」を開講する。講座を委託する民間業者の公募を25日に始めた。これまで区は、小学生の基礎学力の向上に力を入れていたが、中学生に対する支援を要望する声が寄せられたため、試験的に実施する。
足立区によると、対象は中学3年生100人で、講義は区立千寿本町小と島根小で実施。申し込み後に学力診断テストを実施し、都立の進学指導重点校を目指す学力に達しているかを判断する。期間は4月から都立高校の一般入試がある翌年の2月までで、毎週土曜に数学と英語の2教科を教えるほか、夏休みと冬休みには5~10日程度の集中講座を開講する。区が実施してきた学習支援は、小学生を対象に、四則計算や漢字の書き取りをする基礎学習教室を開くなどの「落ちこぼれ防止」対策だった。支援が手薄だった中学生に対しても成績上位層を引き上げる事業の要望があり、実施を決めた。【吉住遊】
〔都内版〕
毎日新聞 2012年1月26日 地方版
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