徳島城跡(徳島市徳島町城内)に明治時代まであった「月見櫓(やぐら)」を復元しようと、市民団体が活動を始めた。かつて城のシンボルだった櫓について広く知ってもらう初のセミナーを29日午後1時半から市中央公民館(同)で開催する。参加無料。
月見櫓は2層2階建てで、鷲の門北側の堀のそばに建てられ、見張り台の役割を担った。1873(明治6)年の廃城令で鷲の門を除く城の建築物は解体され、現在、櫓跡に石垣が残る。
復元は、城の再興を目指す市民団体「下町づくりは城作り会」が中心となり、県内四つの団体が活動。今回のセミナーでは、4団体がそれぞれの活動を報告し、櫓の歴史などについての講演もある。
同会事務局の出田勇亀一(ゆきいち)さん(69)は「月見櫓の再興は多くの県民の願い。街のシンボルとして必ず復活させたい」と話している。【山本健太】
毎日新聞 2012年1月28日 地方版
岩手県・宮城県に残る災害廃棄物の現状とそこで暮らす人々のいまを伝える写真展を開催中。