開通に向け国土交通省が計画段階評価を進めている日本海東北自動車道(日東道)の朝日まほろばインターチェンジ(IC)=村上市=から温海(あつみ)IC=山形県鶴岡市=までの約36キロについて、同省は23日、検討していた3ルート案のうち、沿線住民へのアンケート調査で最も希望が多かった国道7号沿い案の採用を決めた。途中、四つのICも設ける方針。着工・完成時期は未定。
同日、新潟市内で開かれた同省の「社会資本整備審議会道路分科会東北・北陸地方合同小委員会」の第2回会合で提案し、了承された。調査結果のほか、7号から出入りしやすいことなども評価した。7号の一部を日東道の一部として活用する案については、通行止め時に大幅な迂回(うかい)が必要となるため見送った。
事業費は1700億~1900億円となる見込みで、同省は今後、建設に必要な都市計画や環境影響評価の手続きを進め、着工を目指す。会合後、同省北陸地方整備局の前川秀和局長は「着工時期や事業主体は決まっていないが、必要な手続きを速やかに進めていきたい」と話した。
計画段階評価は、事業化前に地元自治体や有識者らの意見を聞きながら方針を決める手続き。同省は9月の第1回会合で、(1)長さが短くなる国道7号より山側(2)7号沿い(3)笹川流れなどへのアクセスに配慮した海側--の3案と、村上市内の7号の一部計約6キロを活用する案を示していた。【畠山哲郎】
毎日新聞 2012年1月24日 地方版
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