金属盗:伊賀で3倍増 業者指摘「出所不明でも買い取り」−−伊賀・名張署、昨年まとめ /三重
毎日新聞 2012年02月23日 地方版
伊賀地域で発生した昨年1年間の金属盗が、前年から3倍以上増加したことが伊賀、名張両署への取材で分かった。夜間や無人の作業現場などから盗まれたケースが多く、両署は注意を呼び掛けている。【伝田賢史、矢澤秀範】
伊賀署によると、11年に被害届け出があった金属盗は120件。31件だった前年に比べ約4倍に急増した。被害総額も約1600万円と倍増している。盗まれたのは、道路側溝の金属製ふたや消防ホース先端のノズル、エアコンや給湯器の室外機など。別荘地として開発された伊賀市槙山では1〜5月、無人の家屋を中心に室外機の盗難が相次ぎ、計20台が被害に遭った。名張署管内の金属盗も、11年は前年の3倍に上る39件、総額487万円に達した。金属製ふたに加え、鉄板や電線などの被害が目立った。
伊賀署などに昨年、マンホールや金属部品などの窃盗容疑で逮捕された男たちは、いずれも「換金目的だった」と供述しているという。金属盗の容疑で同署が逮捕したのは10年が5人、11年は7人にとどまった。名張署の11年の逮捕者は1人。捜査は難航しているという。