名張市地域交通会議(会長・笠原正嗣皇学館大教授)は27日、同市美旗地区で、住民が運営者となるコミュニティーバスの事業計画を承認した。4月2日から、1乗車200円(幼児は無料)で、同市南古山から近鉄美旗駅、桔梗が丘駅の間を、1日3往復6便が運行する。
駅やバスルートから離れた「交通不便地区」の住民らによる運営審議会が事業主体。運行は、同市の貸し切りバス会社「メイハン」に委託する。同社は近く、国土交通省中部運輸局に一般乗合旅客運送の許可を申請する。
運行は平日の午前8時25分~午後4時41分。南古山から桔梗が丘駅までを定員40人の小型バスが、片道約40分で結ぶ。停留所は計25カ所。運営費は運賃収入と市からの助成金で事業総額は未定。
市は「総額300万円を超える」と見越して、新年度当初予算案に助成上限の300万円を計上する。初年度は試行期間とし、利用状況に応じて停留所位置やダイヤ、車両の規模を見直す。
名張市側に生活圏がある伊賀市のきじが台地区にも乗り入れる。このため、運営審議会は伊賀市にも何らかの助成を求めており、前向きの感触を得ているという。【花牟礼紀仁】
〔伊賀版〕
毎日新聞 2012年1月28日 地方版
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