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神奈川イメージアップ大賞:21世紀の会が表彰式 古川聡さんら受賞 /神奈川

 ◇特別賞、カップヌードルミュージアム

 異業種交流を通じて地域の活性化を目指す「神奈川21世紀の会」(毎日新聞社主催)による第14回神奈川イメージアップ大賞が23日発表され、昨年11月に帰還した宇宙飛行士の古川聡さんと、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトを進めた宇宙航空研究開発機構(JAXA)▽昨年9月開館の「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」(川崎市多摩区)▽高度専門医療に取り組む神奈川県立がんセンター(横浜市旭区)--が選ばれた。また、昨年9月にオープンした「カップヌードルミュージアム」(横浜市中区)に特別賞が贈られた。横浜ロイヤルパークホテルで開かれた表彰式には約100人が出席し、大きな拍手で受賞者をたたえた。【松倉佑輔、山田麻未】

 表彰式に先だって講演会があり、横浜銀行頭取の寺沢辰麿氏(64)が「コロンビアの政治経済改革」と題して講演した。寺沢氏は71年に大蔵省に入省。関税局長、理財局長、国税庁長官を歴任し、07年から3年間、在コロンビアの特命全権大使を務めている。

 寺沢氏は、同国が南米で特筆して安定的に経済成長を続けていることを説明した上で、90年に就任したセサル・ガビリア大統領による憲法改正と経済改革を紹介。閣内に多様な勢力を取り込む政治的手法などによって「極めて迅速かつ全面的な改革をした」と評価し、「憲法改正と同時にやったため、国民の目が経済改革にまで向かなかったのではないか」と分析した。

 また、同国で歴史上ポピュリズム政権が誕生しなかったことの背景として、2大政党制▽労働運動が弱かった▽財務や経済の担当大臣がエコノミストや経営者だった▽言論の自由があった--と説明。親米政権であることや、ゲリラ・麻薬組織の壊滅が進んでいることを踏まえ「中南米に投資する場合、コロンビアへの投資はリスクの分散になる。将来性があり日本にとって重要な国」と結んだ。

 表彰式では、主催者を代表し、毎日新聞東京本社の成田淳編集編成局長があいさつ、受賞者に賞状と記念品が贈られた。懇親会では、古尾谷光男副知事が祝辞を述べ、キリンビールマーケティングの大木忠彦横浜支社長が乾杯の音頭を取った。

 ◇古川さん、ビデオで受賞の喜びを語る

 古川聡さんは、ビデオメッセージで受賞の喜びを語った。横浜市出身で栄光学園(鎌倉市)を卒業。古川さんは「小さいころに三浦半島や湘南海岸に海水浴に行き、高校生のころに丹沢に登っておいしい水を飲んだ」と思い出を振り返った。

 若者へのメッセージとして、いろいろなことに興味を持つこと▽夢を持つこと▽それに向かって努力すること--を挙げ、「努力を続けていけば、大概の夢を成し遂げられるのではないかと思います。皆さんの夢がかなうことを応援しています」と話した。

毎日新聞 2012年1月24日 地方版

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