第62回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、毎日新聞社など後援)の準々決勝4試合が2日、千葉県内の2球場であり、東海大相模は浦和学院(埼玉1位)を7-0(七回コールド)で降し準決勝進出を決め、来春のセンバツ出場に向け大きく前進した。桐蔭学園は東海大望洋(千葉2位)に1-4で敗れた。1試合が日没引き分け・再試合となり、3日に予定されていた準決勝2試合は順延された。東海大相模は4日午後0時半から同県野球場で、前橋工と千葉商大付の勝者と対戦する。【山田麻未、久保玲、荻野公一】
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▽準々決勝
【千葉県野球場】
浦和学院(埼玉)
0000000=0
0011131=7
東海大相模(神奈川)
(七回コールド)
東海大相模が投打で圧倒した。三回、一二三の中越えソロで先制すると、毎回得点を重ね、七回に臼田の右翼線二塁打でコールド勝ち。投げては一二三が尻上がりの快投を見せた。浦和学院は3投手とも制球が定まらず、再三の好機にもあと1本が出なかった。
初回をゼロに抑えられた。それがすべて。みんなが調子を保つのは難しいが関東大会は主将の一二三がよく引っ張ってくれている。
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▽準々決勝
【市原市臨海球場】
桐蔭学園(神奈川)
001000000=1
22000000×=4
東海大望洋(千葉)
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桐蔭学園は毎回出塁し11安打を放ったが、押し出し四球で1点を返した三回以外は打線がつながらなかった。両チーム無失策でレベルの高い試合。東海大望洋は打者の選球眼で一歩上回った。
粘り強さと守備は相手が上だった。一生懸命力を出したが、足りないところは補って来年に向けてやっていく。
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■白球譜
桐蔭学園の11安打は、最後までつながらず「線」にならなかった。得点機だった七回2死三塁の場面で打てなかった自分を「情けないです」と話すと、涙がこらえきれなくなった。
4点を背負っても、勝利をあきらめなかった。県大会初戦で強豪・横浜に初回で7点を奪われながら巻き返すなど、準決勝まで5試合中3試合で逆転勝ちを収めたことが自信になっていた。円陣を組む時は「まだ行ける。これからこれから!」とげきを飛ばし合い、守備のピンチでマウンドに集まっても笑顔さえ見られた。
今夏の先発メンバーはいない。土屋恵三郎監督は「ここ10年で一番弱い」と言う。だが、ミーティングを重ね、夜は全員でスイングを続け、「甲子園」を目標に掲げ、粘り強さとチームワークで関東地区大会に進出した。
新チームの道程は始まったばかり。「ここで終わりじゃない。これからしっかり練習して自分の代で絶対、甲子園に行く」と誓った。【山田麻未】
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毎日新聞 2009年11月3日 地方版