東日本大震災:原発被害忘れないで 全国の大学生ら、たすきリレー 3・11、福島ゴール /福島
毎日新聞 2012年02月23日 地方版
「日本をひとつに結びたい」との福島大生有志の呼び掛けに全国の大学生らが応じたプロジェクト「全国たすきリレー」が、東日本大震災から1年となる3月11日の福島市入りに向けて疾走中だ。各地の大学生らがたすきをつなぎ、福島への応援メッセージを集めながらゴールを目指す。【三上剛輝】
企画したのは福島大4年の佐藤宗さん(22)らが昨年10月に発足させた「全国学生プロジェクト」(JASP)。昨夏、佐藤さんは旅行先の九州で「地震大変だったね」と声を掛けられた。原発事故の被害は続いているのに、過去形で語られていることに不安を覚え、JASPを組織した。「福島のことを忘れないでほしい」とたすきリレーを企画。会員制交流サイト「フェイスブック」などを通じて参加を呼び掛けた。
38都道府県の2400人を超える学生らが共鳴した。スタッフに加わった徳島大1年の小西景子さん(19)は「何ができるか分からないけど、若い力でうねりを起こしたかった」と話す。