身体障害者や知的障害者などの全国13の団体でつくる「日本障害フォーラム」(東京都新宿区)や日本弁護士連合会、県弁護士会が29日午後1~3時、郡山市の「ホテルハマツ」で「障がい者のためのわかりやすい東電賠償学習会」を開く。福島第1原発事故で被害を受けた障害者やその家族を対象に、複雑な損害賠償請求手続きなどについて解説する。
東日本大震災や原発事故を巡っては、障害者がどの程度の被害を受けたかやその後の生活実態について不明な点が多く、損害賠償請求資料が東京電力から全障害者に送付されているかすら分かっていないという。
また、そうした資料はさまざまな障害にあわせた工夫も施されていないといい、障害者やその家族が損害賠償の仕組みなどについて理解していないまま請求したり、請求しないままになっている可能性もあるとみられる。
当日は具体的な請求方法などについて、障害者問題などに詳しい藤岡毅弁護士(東京弁護士会)と槇裕康弁護士(県弁護士会)の2人が解説する。藤岡弁護士は「どんな簡単な疑問でも恥ずかしがらずに寄せてほしい。『よくわからない』という人ほどぜひ参加してもらいたい」と呼び掛けている。
当日は手話と筆記の通訳があるほか、主要な説明資料には点訳もつく。参加無料。原則、事前申し込みが必要。問い合わせは、NPO法人「あいえるの会」024・925・2428。【和田武士】
毎日新聞 2012年1月27日 地方版
岩手県・宮城県に残る災害廃棄物の現状とそこで暮らす人々のいまを伝える写真展を開催中。