東京電力福島第1原発事故で福島県外に避難した人を対象にした相談会「暮らしサポートミーティング」が28日、青森市堤町1の市文化会館で開かれた。南相馬市から青森県内に避難した人たちが会場を訪れ、東京電力への賠償請求の相談などをした。
相談会は福島県内でも警戒区域など13市町村の避難者が対象。経済産業省の委託で「暮らしサポート事務局」が運営する。
この日は福島県出身の相談員3人と司法書士のほか、福島県庁や大熊町、富岡町の職員が参加。最初に国の除染や東電の損害賠償への取り組みについて全体説明し、その後ブースに分かれて個別相談に応じた。
南相馬市から弘前市に避難した女性(38)は「避難先から娘の小学校まで3キロ以上あり、ガソリン代に困っている。東電に今すぐ賠償請求すべきか迷って相談に来た」と話した。
29日午後1~3時には八戸市の八戸地域地場産業振興センター「ユートリー」でも開かれる。予約は不要。【鈴木久美】
毎日新聞 2012年1月29日 地方版
岩手県・宮城県に残る災害廃棄物の現状とそこで暮らす人々のいまを伝える写真展を開催中。